蛤浜のつくり込みはざっくりなラフ画から入ります。そして最後までずっとラフ画のまま。
途中、追加されるのが
「ピッ」とした感じ
「スンッ」って立ってるやつ
そんな、長嶋さんバリの擬音語とニュアンスのみ。
なので、仕上がりはいつも未知数。
今回の海小屋もしかり。
もはや、別の建物になってきました。

ニュアンスをカタチにするときに心の奥から出てくるのが、
「どうでもいいこだわり」虫。
別にやらなくてもいいのに、誰も気づかないのに、時間ないのに、創り込みしちゃうんですね(汗)

はまぐり堂の隠れたところにひっそりと佇む
「しらなみうさぎ」をモチーフに
お絵かき担当のkimiちゃんにオリジナルを書き下ろしてもらいました。
荒々しい波をウサギに例えるなんて、昔の漁師さんは粋ですね!!

そして、ただのはめ殺しの予定だった丸窓に息を吹き込んでいきます。
これがまた根気のいる作業で、1日頑張っても1/10くらいの面積しか進みません。
外側は船の丸窓をイメージして、フリーハンドでザクザク切って曲げて溶接。



