#1
震災から立ち上がる
─1枚の絵が灯した希望─
2011年3月11日、
東日本大震災の津波被害によって9世帯から2世帯5人へと減少した蛤浜。
瓦礫に覆われた故郷を前に、
代表・亀山貴一は「豊かな浜の暮らしを未来へ残したい」と1枚の絵を描き、
蛤浜再生プロジェクトを始動しました。
▶︎2013年「cafe はまぐり堂」オープン
全国のべ800人のボランティアと共に泥かきや瓦礫撤去を経て、築100年の亀山の自宅を再生。
年間15,000人が訪れる交流拠点へ。
▶︎地域課題を価値へ
獣害対策としてのジビエ活用、マリンアクティビティ事業、セレクトショップ「高見」の開設など、スタッフの強みを活かした多角的な事業を展開。
9つの事業が生まれ、11人が独立起業しました。
▶︎在り方の模索
オーバーツーリズムを経て、浜の穏やかな暮らしを守るため「完全予約制」へと舵を切り、持続可能な運営を追求し始めました。
#2
立ちどまり、浜の暮らしを深める
─生きる力との再会─
2021年、コロナ禍による休業。
それは、効率や賑わいの中に隠れていた「浜の日常」にある本当の豊かさに気づく時間となりました。
▶︎漁師たちの生き様に触れる
地元の定置網漁を手伝う中で触れた「ここにいれば食べていける」という漁師たちのたくましさ。
漁村に息づく消費だけに頼らない「創り出す力」こそが、私たちが守るべき価値だいうことに気づきました。
▶︎文化の再評価と現代へのアップデート
民俗研究家・結城登美雄先生との出会いは、私たちの視座を大きく変えました。
自然とともに生きてきた地域の先人たちの声に耳を傾け、これまで見落とされてきた「暮らしの知恵や文化」を掘り起こす ── その営みこそが、行き詰まった現代社会をアップデートする重要なヒントになると確信し、事業の新たな核に据えました。
#3
共創の輪を広げる
─日本の20年先を行くモデルへ─
2023年、活動は「体験」から「共創」へ。
失われつつある豊かな海や山を次世代へつなぐため、蛤浜は一つの漁村を超えた社会課題解決のフィールドへと進化しています。
▶︎「滞在型ライフシェア」プログラムを始動
築100年の古民家を宿泊施設へ。
ありのままの浜の暮らしを体感し、海と共に生きる感性を分かち合う宿泊体験プログラム「滞在型ライフシェア」の提供を開始。
▶︎環境再生への挑戦
海洋環境調査や、森・沢の再生活動をスタート。
気候変動という大きな課題に対し、研究機関や企業とともに汗を流しています。
▶︎社会を動かす研修の場
半径100mに凝縮された「海・山・人のつながり」を学ぶ場として、国内外の企業や大学、行政が来訪。
社会課題を「自分ごと」に変える変革のプラットフォームを目指しています。
#4
未来へ
─共創の最前線へ。小さな浜から、社会を動かすうねりを作る─
震災から始まった再生の歩みは、今、次世代の社会を拓く「共創の輪」へと広がっています。
蛤浜という半径100mのフィールドには、気候変動や一次産業の衰退といった「世界の課題」が、目の前のリアルな変化として立ち現れます。
社会課題を「知識」ではなく「体験」として腹落ちさせ、個人の変革から社会の変革へとつなげる。
私たちが10年の試行錯誤で培った課題解決の実践知を元に、「人も自然も豊かな未来」を実装するためのオーダーメイド研修を提案します。
ぜひ私たちと一緒に、共創の最前線へ。